夜景と共に楽しめる花火大会
東京湾大華火祭は東京を代表する花火大会のひとつとして、隅田川花火大会や神宮外苑花火大会とともに数えられる人気の高い花火大会である。60万人を越える観光客が毎年訪れ、大変なにぎわいを見せる。東京湾から見えるレインボーブリッジや、お台場の美しい夜景を背景に、約1万2000発の花火が打ちあがる景色は圧巻。そのうち、都内では最大級の大きさの尺5寸玉は10発と100発の尺玉は迫力満点。100発の尺玉は到着高度330m、5寸玉は400mにも及び、東京スカイツリーの展望台にも到着してしまう高さまで打ち上げられるダイナミックな花火だ。花火は晴海ふ頭やその沖合いから打ち上げられ、東京湾一帯を色鮮やかに染める。晴海ふ頭公園及び、周囲の会場からは間近で打ち上げられるダイナミックな花火を満喫できるが、入場券が必須となる。会場で花火を観覧したい場合は、HPにて入場整理券への申し込み、もしくは協賛招待状を購入する必要があるので注意。
会場以外で花火を観覧できるスポット
会場での観覧が出来なくても、東京湾に上がる花火は比較的広範囲で観覧が可能だ。品川区にある潮風公園をはじめ、有明橋、竹芝ふ頭公園、品川ふ頭公園などもおすすめ。ららぽー豊洲などのお台場地区からは眺めの良い景色が楽しめる。東京タワーや東京スカイツリー、六本木ヒルズからも観覧は可能だが、場所によるので場所取りが重要である。また、東京湾を船でナイトクルーズできる観覧クルーズも発売されている。食事つきのもので、混雑とは無縁で迫力ある花火を楽しむことができる。