修禅寺

修善寺温泉の地名の由来にもなった、源頼家ゆかりの古寺

弘法大師が開創したとされる、1200年以上の歴史を誇る寺院。紅葉の名所でもあり、秋には「東海第一園」とも称される日本庭園が、期間限定で公開される。
営業時間
土 ( 12:0 AM ~ 12:0 AM )
日 ( 12:0 AM ~ 12:0 AM )
平日 ( 12:0 AM ~ 12:0 AM )

宝物殿の開館時間  4月~9月 8:30am-4:30pm (左記以外 4:00pmまで)
住所
静岡県伊豆市修善寺964
電話番号
(0558) 72-0053

About

1200年以上の歴史を持つ、修善寺を象徴する寺院

修善寺温泉発祥の寺で、温泉場の中心にある修禅寺。平安時代初期の大同2年(807年)に、弘法大師が開創したと伝えられている。1200年以上の歴史を誇る古い寺院であるが、弘法大師の開基の真言宗から鎌倉時代に禅宗である臨済宗へと改宗。その時代は二百数十年続いたが、その後曹洞宗へと変遷した。これは貴族が権力を振るった平安時代から武家が政治の実権を握った鎌倉時代へと時代が変わり、武家文化にふさわしい禅宗を信仰する人々が増えたことに関係していると言われている。

宝物殿では、鎌倉幕府ゆかりの貴重な品々を多数展示

源頼朝の弟の源範頼と、頼朝の息子で鎌倉幕府2代将軍の源頼家が幽閉され、殺害されたことでも知られる修禅寺。境内の隣接する宝物殿では、北条政子が筆を入れたと言われる「放光般若彼羅蜜多経」や頼家の陣旗、範頼の馬具など、鎌倉幕府の貴重な遺品類を収蔵展示する。中でも見どころは、漆にかぶれた頼家の顔を写したと伝わる古面だろう。この面は、岡本綺堂が新歌舞伎の傑作「修善寺物語」を書くきっかけとなったとも言われている。他にも、国の重要文化財に指定されているご本尊「大日如来坐像」などの古仏や、平安時代の密教仏具も展示。修禅寺参りと合わせて、ぜひ立ち寄りたい。

期間限定で公開される庭園で、美しい紅葉を楽しもう

東宮(後の大正天皇)が「東海第一の庭園」と仰せられたことから、「東海第一園」と呼ばれるようになった修禅寺の庭園。普段は立ち入ることができないが、紅葉のシーズンになると期間限定で一般公開される。紅葉は11月下旬頃から見頃を向かえ、赤く色づいた木々と優雅に泳ぐ色とりどりの鯉など、日本ならではの風情が存分に満喫できる。

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