伊豆観光では外せない、高さ25m、幅7mの大滝
伊豆を代表する観光名所である「浄蓮の滝」。かつて滝の付近に「浄蓮寺」という寺院があったことからその名がついたといわれている。滝への道は明治末期に開拓。昔は人も近づかぬ神秘的な場所であったという。滝へのアクセスは、無料の駐車場から約200段の階段をくだる。足元が悪いため、歩きやすい靴で出かけるのがおすすめだ。浄蓮の滝は高さ25m、幅7mの大滝で、「日本の滝100選」のひとつ。静寂な雰囲気の中、激しい音を立てて流れ落ちる姿は迫力満点だ。滝の周りや滝壺の岩肌には、静岡県指定天然記念物のジョウレンシダ(別名ハイコモチシダ)が群生。周囲はマイナスイオンにあふれ、夏でもひんやりとした空気が周囲を包み込む。
渓流釣りやわさび田など、滝壺の周りには見どころが満載!
滝壺の下流には天城国際常設鱒釣場があり、ニジマスや渓流の女王とも称されるアマゴを放流。1年を通じて釣りを楽しむこともでき、釣った魚は持ち帰ることもできる(有料)。また、コンロを借りてその場で焼いて食べることも可能(別途料金が必要)。初心者でも気軽に、渓流釣りを楽しむことができる。また、渓流沿いには天城名物のわさび田が一面に。浄蓮の滝近くある「丸岩安藤わさび店」では、これらのわさびを使った商品が並ぶ。中でも人気は、「本わさびアイス」だ。注文を受けてから新鮮なわさびをすりおろし、アイスにトッピング。わさびの爽やかな辛みが、アイスと予想以上にマッチする。駐車場にも土産物店や食堂が充実。わさび漬けをはじめ、わさびを使ったビールなどユニークな商品も手に入る。