日本文化の原点に触れる歴史公園
117ヘクタールの広大な敷地の吉野ケ里歴史公園は、吉野ヶ里遺跡の保存と、当時の施設の復元や発掘物の展示などを通じて、紀元前3 世紀から紀元後3 世紀までの弥生時代は日本で稲作の文化が始まった弥生時代、を体感できる公園施設。映像施設やレストランがある歴史公園センターを中心とした「入口ゾーン」、階層の高い人たちが暮らしていたといわれる南内郭屋の国のまつりごとをつかさどった所といわれる北内郭からなる「環壕集落ゾーン」、様々なレクリエーションが楽しめる約20ヘクタールの広大な「古代の原ゾーン」、弥生時代の森を再現し、様々な学習や生活体験などが楽しめる「古代の森ゾーン」の4つのエリアがある。
楽しく学べる体験型施設
吉野ヶ里遺跡では、約600 年間続いた弥生時代の全ての時期の遺構(いこう)・遺物(いぶつ)が発見されている学術的価値の高い遺跡として知られ、子供から大人まで古代日本について詳しく学ぶことができる。弥生時代の住居や建物、村の復元展示だけでなく、毎日開かれる様々なワークショップを通じて古代人の暮らしぶりを体験できるのも魅力。火起こしや、土笛作り、布作り、鏡作りなど楽しみながら学ぶことができる。また、広大な敷地内には大型アスレチック遊具やトランポリン、芝生広場など思いっきり体を動かして遊びまわれ、家族連れにも人気。地元の野菜や古代米を使用したメニューもあるレストランや売店も完備されていて、1日中過ごすことができる。