春日大社

目が覚めるように赤い神殿と原始林の静けさの中に神々は宿る

フォトギャラリーを見る
世界遺産に登録される春日大社は、1300年前遷都の頃、氏神を祀るために建てられた。原始林の中の朱色の鮮やかな神殿は壮麗かつ神秘的だ。
営業時間

夏期(4月~9月)6:00 AM~6:00 PM 冬期(10月~3月)6:30 AM~5:00 PM 本殿前特別参拝: 8:30 AM~4:00 PM 国宝殿:10:00AM~5:00PM 夫婦大国社:9:00AM~4:30PM 植物園: 3月~11月 9:00AM~5:00PM 12月~2月 9:00AM~4:30PM (原則として上記の時間や諸行事の際は、変更になる場合があるので注意) [close] 3月8日頃~3月13日及び12月20日頃~1月7日は、終日拝観不可 毎月1日、11日、21日及び 1月成人の日、2月節分の日、2月17日、3月14日、3月15日、 4月3日、5月第3金曜日、5月5日、5月10日、8月7日、8月15日、10月9日、 11月3日、11月23日、12月17日は、9時40分頃~12時頃まで拝観不可。 (祭典都合により時間が前後する場合あり) ※ 上記以外に臨時の祭典等により拝観頂けない場合があるので注意
料金
Adult: 500 YEN

国宝殿  一般: 500円 大学生・高校生: 300円 中学生・小学生: 200円 萬葉植物園 大人 : 500円 小人 : 250円
住所
春日大社,奈良県奈良市春日野町160
電話番号
(0742) 22-7788

画像&動画

フォトギャラリーを見る

About

1300年前に春日大社を建てた藤原家の紋の藤の花は特別の美しさ  

奈良公園内にある春日大社は、鮮やかな赤い社殿、回廊が美しい古代から続く社だ。春日山原始林の麓にある、緑美しい杉木立の中に佇む赤い姿は、遥か東にある神の国の神秘を思わせることだろう。ユネスコ世界遺産にも登録された美しい社殿は、壮麗かつ優美。神聖な場所として神をまつるにふさわしい姿である。  

今からおよそ1300年前、奈良が都になったその時代の権力者藤原不比等は、国の鎮護と繁栄を願い、また、藤原家の氏神を祀るため、この春日の地に社を建てた。この新しい社に氏神を迎えるにあたり、藤原家の氏神が、鹿島神宮(茨城)から春日大社にやってきた際、白い鹿に乗っていたという言い伝えから、鹿は神の使いとして大切にされる風習が生まれたという。そのおかげで、奈良公園を始め春日大社周辺には、今なお多くの鹿が生息し、天然記念物に指定される野生の鹿でありながら、長い歴史の中で人との関係を友好に築き、共に生き、人々に愛され続けている。

一年を通して変わらぬ美しさを誇る春日大社だが、藤原家の紋でもある藤の花の季節は特別である。4月下旬から5月上旬、南門を入った左手、慶賀門(けいがもん)をくぐったところにある藤棚が花を咲かせる季節には、春日大社の華やかさが一層増す。その花が1mにも長く育ち、地面につきそうに咲くため「砂擦りの藤」と呼ばれる。この藤の木の歴史は長く、樹齢700年とも言われ、春日大社にかかせない大切な花とされている。

また、この季節に訪れるなら近くの萬葉植物園にも立ち寄ってみてほしい。古くから(万葉集の)歌人たちによって詠われた日本古来の植物が、自然な風情のなか育てられている。中でも園内にある「藤の園」では20種200本の藤が咲き、その様子は豪華そのものである。  

春日大社では一年を通して1000を超える行事があるが、一般見学が可能な行事も多いので予定が合えば見てみよう。その中でも、8月と2月に行われる回廊内の特別参拝、中元万燈籠(ちゅうげんまんとうろう)は、2000基の石灯籠、1000基の釣り燈籠に火が灯されとても幻想的である。 最後は、運だめしにおみくじを引いてみよう。春日大社のおみくじは、かわいらしい鹿の人形が運命を告げてくれる。運が良くても、悪くても、鹿に免じてご愛嬌。また、春日大社裏手にある夫婦大黒社(ふうふだいこくしゃ)は夫婦円満、良縁祈願(すてきな恋人との出会い)のパワースポットとしても有名なので、訪ねてみるのも興味深いだろう。

もっと見る

Plan your trip to nara

Chat with a local tour guide who can help organize your trip.

Request a Tour

口コミ

8 years ago
Bright red temple tucked away in the beautiful trees of Nara.
This temple is lined with ancient statues that create a mysterious feeling. Its gorgeous red colour that is certainly worthy of being listed as a UNESCO world heritage site. Two festivals are also held here which are certainly worth checking out to truly experience the wonder of this shrine.
もっと見る