金沢の台所
近江町市場は江戸時代の1690年から290年続く歴史があり、金沢の台所と呼ばれる市場。現在は100軒を超える店が連ね、鮮魚、野菜、果物、飲食店など地元でとれた食材が並ぶ。この市場は地元の人だけでなく観光客でもにぎわっている。石川県は日本海に面しているため、とれたての鮮魚の種類が豊富で、東京ではなかなか手に入らない珍しい魚も多い。
新鮮な食材をイートインスタイルでも
イートインスタイルの鮮魚店も多く、新鮮な岩牡蠣やボタン海老やウニなど、旬の食材を刺身でその場で気軽に食べることができる。刺身だけでなく、魚の串焼きや海老のコロッケなど金沢ならではの食べ物を食べ歩きできる。レストランも充実しており、寿司屋ではもちろん握りずしや海鮮丼、カレー屋、ラーメン店、なかには加賀野菜を使ったフランス料理店などさまざまな飲食店がある。生鮮品のお店は朝9時から5時までの営業が多く、水曜日は定休日のお店が多いので注意が必要。時期によっては、餅つき大会や七草粥のふるまいなど、イベントも行われている。兼六園からも徒歩15分でアクセスもよく、一度は足を運びたい観光スポットだ。公式サイトからは市場の歴史の説明や、季節のイベント情報なども掲載されたMAPが英語、中国語、韓国語で入手可能。