世界中のアーティストや建築家の展示が話題
金沢21世紀美術館は、「新しい文化の創造」と「新たなまちの賑わいの創出」をコンセプトに、ミュージアムとまちとの共生により、新しい金沢の魅力と活力を創出することを目的に造られたモダンアート美術館。2014年で10周年を迎え、世界中のアーティストや建築家の展示が話題を呼んでいる。金沢市の中心部に位置し、誰でも気軽に立ち寄れる公園のような美術。館敷地内は無料で見学できる“交流ゾーン”と有料の“展覧会ゾーン”の2つに分かれている。特に話題を呼んでいるのが、アルゼンチンのアーティスト レアンドロ・エルリッヒ作のスイミング・プール。庭に設置された巨大プールにあたかも水が入っているような錯覚になるユーモア溢れる作品。不思議な体験ができるプールの内側に入るには展覧会ゾーンへの入館が必要。このような体験型の作品を数多く見ることができ、子供から大人まで楽しめる美術館だ。期間ごとにテーマが異なる展覧会も開催されているので見応えがある。館内にはミュージアムショップ、ライブラリー、茶室などがあり、特にカフェレストランFusion21では、加賀野菜をはじめ地元食材を取り入れた食事を楽しめる。
モダンアートミュージアム3館共通パスポート
日本国内で人気のあるモダンアートミュージアム3か所、金沢21世紀美術館(石川県)、ベネッセアートサイト直島(香川県)、森美術館(東京都)の3館共通パスポート「ミュージアムリンク・パス」は各美術館どこでも無料で発行してもらうことができ、発行した日から1年間有効、2館目以降の入館料が割引になり、3館目でミュージアムリンク・オリジナル特別グッズをもらうことができる。