西部林道

北半球最大の照葉樹林が広がり植生の垂直分布が一望できる原生林

フォトギャラリーを見る
唯一車で走ることのできる世界遺産登録エリア。照葉樹林に囲まれた緑のトンネルを走ると野生動物に遭遇することも。
営業時間
土 ( 7:0 AM ~ 5:0 PM )
日 ( 7:0 AM ~ 5:0 PM )
平日 ( 7:0 AM ~ 5:0 PM )

[close] 気象状況により通行止め
住所
鹿児島県熊毛郡屋久島町

画像&動画

フォトギャラリーを見る

About

世界遺産の森を走り抜ける

屋久島の西側、栗生・永田集落を結ぶ海岸沿いの約20kmに渡る道路が西部林道と呼ばれている。そのうちの約15キロは世界自然遺産地域に含まれ、海岸部から山頂部まで人の手が加わっていない森林が続いている。屋久島といえば樹齢数千年の屋久杉や苔の森をイメージするが、世界遺産に登録された基盤となった照葉樹林が広がる森だ。その照葉樹林が北半球最大の規模で残っているのが、この東シナ海に面した無人地帯に広がる西部林道の原生林。屋久島で唯一海岸線から世界遺産に登録されているところで、また唯一車で行ける世界遺産登録地でもある。

野生動物や貴重な植物にも出会える森

森には野生のヤクシカやヤクザルが多く生息しており、路上での遭遇率も高いことで有名。絶滅危惧種ヤクタネゴヨウの自生地としても最大の地域で、標高300メートルより高地には多くのゴヨウマツが見られ、西部林道のほぼ中央にある半山というエリアには、気根が垂れ下る巨大なガジュマルの木も見られる。西部は急峻な地形になっており、標高1323メートルの国割岳まで、見事な植生の垂直分布が一望できる。屋久島を一周する道路の一部でもあるので、ぜひ車で島一周のドライブを楽しみたい(島1周は所要約2時間)。道幅が狭く、野生動物が急に現れるので、スピードを出さずのんびりと緑の中をドライブしよう。また、野生動物に触れたり、餌を与えることは禁止されている。時計と反対周りの方向にドライブすると、下り坂になっているのでおすすめだ。ドライブだけでなく、西部林道の森を歩くガイド付きエコツアーなども開催されている。

もっと見る

Plan your trip to kagoshima

Chat with a local tour guide who can help organize your trip.

Request a Tour