陶芸の町にある、アートがテーマの公園
陶芸家が多く住んでいることから茨城県内でも芸術スポットが多い笠間市。中でも笠間芸術の森公園は誰もがアートを身近に感じることができるよう工夫された公園だ。園内にある東日本で初めての陶芸専門の県立美術館「茨城県陶芸美術館」は人間国宝や全国の陶芸家の作品を一堂に展示。「笠間工芸の丘 KASAMAクラフトヒルズ」では手ひねりやロクロなどを初心者でも気軽に陶芸体験ができる。
子どもから大人までアートが身近になる場所
子どもに人気の「あそびの杜」。多くの遊具が大型複合遊具「天空の砦」の一部となっており、シンボル「光の塔」からは全長83mのロングローラーすべり台が伸びている。「陶の杜」では広さ3.9haのヒノキの森に29人の陶芸作家の作品17作品を展示。道やベンチも全て“陶”でできており、音を奏でる陶楽器やさまざまなオブジェが自然に溶け込んでいる珍しい場所だ。
茨城県最大の陶芸まつり「陶炎祭(ひまつり)」
毎年4月29日~5月5日のゴールデンウィーク中に開催され、老舗の窯元から新進気鋭の陶芸家までおよそ200人が出店する「陶炎祭」。出展者手づくりのお店は凝ったものが多く、陶器と合わせてお店の雰囲気も楽しむことができる。飲食も陶芸家たちが工夫を凝らして担当する食べ物は祭りの名物。来場者数は50万人を超え、県下最大のイベントとなっている。