日本を代表するアサヒビールは工場も国内最大級
1991年にオープンしたアサヒビール茨城工場。約13万坪の広大な敷地にあるのは国内最大級のビール製造ライン。ビール部門では国内トップシェアをほこる「スーパードライ」をはじめ、6銘柄を製造している。工場の外にずらりと並ぶ巨大熟成タンクは350ml缶が約140万本分も入る量のタンクが150本も!最後のパッケージング工程が行われる工場内はジェット機もおさまる広さ。数多くのラインがフル稼働している姿に圧倒される。
工場見学最後のお楽しみ、試飲は地上60mのタワーで
工場見学の所要時間は90分。ホップと麦芽を実際に触ってみたり、タンクの模型で発酵のしくみや発酵中の映像を見たりと内容も興味深いものとなっている。見学後の試飲会場は地上60mの「アイムタワー」。4種類のスーパードライをタンブラーで3杯まで飲むことができる。一緒に出されるおつまみはアサヒビール工場限定。美味しいと人気で1階のギフトショップでお土産に買う人もいる。ソフトドリンクも用意してあるのでアルコールが飲めない人でも楽しめる。関東平野を眺めながらの1杯は格別だ。
庭園散策もできるビール工場
敷地内にあるみどり豊かなオープン庭園も見どころ。工場見学の前に鑑賞するオリエンテーションシアターの目の前にあり、室内より池の方が高い位置にあるため見学者はまるで水の中にいるようだ。庭園には約30種類もの樹木や草花が植えられ、見学の前後に庭園を散策することもできる。