海の生き物を、見て、触って、学べる
東京から乗り換えなしで1時間。関東一の大きさをほこる水族館は9つのエリアで構成。「出会いの海ゾーン」には館内最大の「出会いの海の大水槽」が。大洗沖に生息する約80種2万匹の魚たちが泳ぎ回る姿は圧巻だ。「世界の海ゾーン」には水族館のシンボルにもなっているサメを展示。中でも日本で唯一、この水族館だけで飼育されているスムーズハウンドに注目したい。また専用水槽としては日本一の大きさをほこる「マンボウ水槽」には数頭のマンボウが飼育されている。特徴的なのは従来の水族館にはない「ミュージアムゾーン」だ。全長4mのサメのはく製や世界最大級のマンボウのはく製、サメの歯の標本など興味深い展示が多い。もう1つの魅力は「体験」が充実していること。水族館の裏側を見学する約50分の「探検ツアー」は人気のプログラム。一般と専門、2つのコースに分かれ、1日3回行われる。開館と同時に配布される整理券は先着順のため早めに来館したい。子どもたちに人気の「キッズランド」。1日4回約15分の「なるほど魚っちんぐ」は映像を見たり、実験を行い生き物について楽しく学べるプログラム。生き物とふれ合える「タッチングプール」ではヒトデやウニなどに触れることができる。人の角質を食べるガラ・ルファも飼育されており、水槽に手を入れると寄ってきて皮膚をつままれるのも面白い。ほかにもペンギンの散歩を見学できたり、水中にいるダイバーと話ができる「アクアウォッチング」も人気。