春のネモフィラ、秋のコキアを中心に1年中色とりどりの花が咲く
東京から北へ約110km。太平洋に面した公園は夏でも海風が心地いい。園内は7つのエリアで構成され、それぞれのエリアに四季折々の花が咲く。みはらしエリアに咲く初夏の花、ネモフィラは4月下旬~5月上旬がみごろ。太平洋を見渡せる約3.5haの広大なみはらし“の丘”には450万本ものネモフィラが青い花を一斉に咲かせる。空、海、ネモフィラと360度見渡す限りの青の世界は息を呑むほどの美しさだ。秋はコキアで有名。和名でほうき草と呼ばれるモフモフとした紅色のコキアは9月下旬~10月上旬がみごろ。夏の緑から少しずつ紅葉を始め、緑と赤のグラデーションも魅力。鮮やかに紅葉したコキアは見晴らしの丘を真っ赤に染め上げまさに絶景。ほかにも春は黄色や白のスイセン、チューリップ、夏はヒマワリやラベンダー、秋はコスモス、冬は菜の花と、いつ訪れても楽しめる。
遊園地やアスレチックも充実。幅広い年代が一緒に楽しめる。
プレジャーガーデンエリアはこどもたちに人気。2015年3月には5つのアトラクションがパワーアップ。遊園地のとなりには直径24mの巨大なクレーター型のすべり台やヘビのような全長400mの巨大遊具には19種類ものアイテムがあり、1日中遊ぶことができる。園内はとにかく広いのでレンタサイクルやシーサイドトレインで移動するのがいいだろう。年に数回入場無料の日があるので出かけるまでにチェックしたい。