視界を遮るもののない360度の大パノラマ
呉市の市街地北部にある独立峰。周囲に高い山がないため視界を遮るものがなく、360度の雄大な景色が広がる。標高は低いものの海にのぞんでいるため高度感があり、内海を行き交う船や瀬戸内海の島々、晴れていれば遠く四国連山まで眺めることができる。登山のほか、車でも山頂まで行くこともできるので安心だ。
日本夜景100選にも選ばれた夜景スポット
南を向き、呉市街の夜景とその向こうに見える瀬戸内海をのぞむのが一般的だが、天気が良ければ北西方向に20km離れたこのエリアの中心・広島市街の夜景を見ることもできる。ロマンチックスポットとしてカップルにも人気で、夜景の中に光の筋で「くれ」と見えたらそのカップルは結ばれるというジンクスもある。毎年夏に開催される「海上花火大会」を山頂から眺めることもできる。公共の交通機関がないため、車で行くことが難しい場合はくれ観光情報プラザが運営している「旅タクシー」の夜景コースを利用するといい。
好アクセスで登山もドライブも楽しめる
呉市中心部より車で20~30分の灰ヶ峰は標高も737mとそれほど高くないため、呉市内の観光とともに登山やドライブを楽しめる。登山の場合、灰ヶ峰登山口から山頂まで往復でおよそ1時間。灰ヶ峰の北には大積山との間にある17.4ヘクタールの「灰ヶ峰公園」、南に下ると1200本もの桜の名所「大空山公園」もあり、都市部から近い豊かな自然空間として親しまれている。