メジャーリーグのボールパークの要素を取り入れたスタジアム
広島駅から徒歩10分。旧広島市民球場より一回り広くなった新球場の最大の魅力は平らな作りで開放感と臨場感たっぷりの球場という点。観客席は大リーグ球場並みの横幅50cm、奥行き80cmを確保しゆったりと観戦できるほか、1Fの座席後方にある1周約600mの広々としたコンコースは移動がしやすく、ずらりと並ぶ飲食店で食事をしながらの試合観戦や球場を周回しながら試合を楽しむこともできる。
多彩な観戦スタイルで初心者でも楽しめる
グラウンドと同じ目線で観戦できる「砂かぶり席」や座面が畳の「鯉桟敷」、子供連れに人気の「寝ソベリア」、野球を見ながらバーベキューが楽しめる「びっくりテラス」などこれまでの野球場とは異なる観戦スタイルが新鮮だ。またウッドテーブルを囲んだ「テラスシート」や「スポーツバー」といった一味違った目線から試合を見ることもできる。レフト場外の遊歩道にある無料観戦スポット「ただ見エリア」は多少の見づらさはあるものの、球場の雰囲気を十分感じることができる。
試合開催日以外に入ることができる一般開放とスタジアムツアー
マツダスタジアムでは試合が開催される日以外でも球場内に入ることができる。「コンコースの一般開放」では無料で球場内のコンコース通路からグラウンドを見学。「スタジアムツアー」は1日2回行われスタンダードコース、バックヤードコース、屋内練習場コースの3つがある。所要時間は約80分。ふだん見ることのできない裏側は野球ファン以外にも興味深い。