昼のにぎわいと夜のライトアップ
宮島桟橋から厳島神社へ向かう3つのルートのうちの1つ、宮島表参道商店街は宮島で最も賑わうスポット。商店街には開閉式の帆布が付いており、夏は日よけ、雨の日は雨除けとなり天気を気にせず買い物を楽しめる。伝統工芸「宮島細工」のほか、牡蠣、穴子、もみじ饅頭など名物を食べさせる店も多い。日没後、店は営業をおえているが、商店街はライトアップされるので夜の散策が楽しめる。
「大杓子」は宮島の伝統工芸
商店街の中心にあるのは長さ7.7m、重さ2.5tと世界一の大きさを誇る「大杓子」。杓子発祥の地である宮島のシンボルとして1983年に作られた。“宮島細工”と呼ばれる伝統工芸品は厳島神社を建設、維持してきた優秀な宮大工や釘を使わず木工品をつくる指物師の技術から生まれたもので、江戸時代から続くもの。宮島細工を扱うお店も多く、菓子器、お盆など日用雑貨は使いやすいと評判だ。
食べ歩きは宮島観光の楽しみの1つ
商店街の店頭では「焼き牡蠣」が出ている。広島名物でもあり、リーズナブルな値段で味わうことができる。また宮島といえばもみじ饅頭。作っている様子を外から見ることができる店も多く、焼き立てを食べることができる。一味ちがう「揚げもみじ」もおすすめ。もみじ饅頭をまるごと油で揚げており、なかのあんもこしあんのほか、チーズやクリームなど、揚げたてのとろっとした中身が美味。