世界的なビーズメーカーが運営するガラスのテーマパーク
広島駅から電車やバスで約50分。ロマンチックなヨーロッパ調の建物と庭が魅力のガラスの里。約2000本のガラスの花で作られた花時計や重量7.8トン、推定経過年約200万年前の巨大黒曜石など見どころも多い。園内は2つの博物館と美術館、工房のほか、不思議の部屋や鏡の迷路がある「ガラスの城」もあり子供も楽しめる。ショップには世界的にも高い評価を受けているTOHOビーズの直営店ならではの多彩なビーズが並び、ここでしか買えないレアグッズもある。
3000年以上前の古代ガラスを展示している博物館
「ビーズ博物館」では世界各国の民族衣装や儀式用具など約200点を展示。鏡やアクセサリーなどガラスが太古の昔から貴重品として大切に扱われていたことが分かる。「ガラス博物館」では3000年以上前に作られたガラス作品をはじめ江戸から昭和時代に活用されたガラスなどを展示している。ガラス工芸家の作品約30点を見ることができるのは「世界現代ガラス美術館」。光によって色や輝きが変化し宝石にも劣らないガラスの美しさに思わず見とれてしまう。
10数種類の魅力的な体験コース
ガラスは小さな粒をつないだビーズや熱で溶かして形つくる吹きガラス、吹き付けた砂に模様を描くサンドグラスなど制作技法の多様さも魅力だ。工房では10数種類の豊富なガラス工芸体験メニューを用意し、ビーズアクセサリーや吹きガラスのほか、キャンドルや万華鏡、ステンドグラス、七宝焼などさまざまな作品を作ることができる。