絶景露天風呂が自慢の人気温泉
笛吹川フルーツ公園の奥、小高い山の上に建つほったらかし温泉は100%源泉かけ流し。1990年代に保養施設を建設するため温泉を掘り当てたものの、計画は中止。その後は露天風呂を1つ作って無料開放していたところから“ほったらかし”の名が付いた。現在は2つの浴場があり、それぞれ男女別の有料施設となっている。温泉はアルカリ性単純温泉で熱すぎないため、子どもや高齢者も安心して入れる穏やかな湯だ。海抜700mの露天風呂からは、絶景が広がり、朝日から夜景までいつ訪れても楽しめる。
ユニークな名前の2つの浴場
富士山を真正面からのぞむ眺望と落ち着いた風情が人気の「こっちの湯」。木造りと岩造りの露天風呂、木の香り漂う内湯となっており、常連に人気の湯。日の出1時間前から入場可能な「あっちの湯」は「こっちの湯」の2倍の広さがあり、朝日を眺めることができる温泉。右手に富士山、左手に大菩薩嶺、眼下に甲府盆地を見下ろす雄大な自然が自慢。季節によってはもちろん、朝日、夜景など1日のうちでも変化するので、何度も訪れたい温泉だ。
展望テラスの絶品朝食
絶景を楽しめる絶景テラスにあるのは、朝食の時間帯のみ営業している「気まぐれ屋」。メニューは日本の朝食の定番、ご飯とみそ汁、生たまごや納豆、つけものとシンプルながら、こだわりの食材で人気を集めている。軽食スタンド「桃太郎」では、玉子を揚げた温玉揚げが評判を呼んでいる。