山梨がくだもの王国といわれるワケ
山梨は、昼と夜の1日の気温差が大きい、年間の日照時間が長い、年間の降水量が少ない、という内陸性気候にくわえ、盆地という風土のため農作物の栽培に適している。なかでもぶどう、もも、すももは国内最大の生産量をほこり、山梨はフルーツ王国ともよばれている。シーズン中の春から秋にかけては世界中から多くの人々が訪れる。
フルーツ狩りを楽しむコツ
フルーツの熟す時期は毎年変わるため、事前に今年の一番いい時期を確認することが大切だ。シーズン中の週末は混雑も予想されるため、予約は早めにしたい。ゆっくり楽しむなら平日がいいだろう。フルーツ狩りでは、決められたエリアで制限時間内に好きなだけ食べることができる。その場で食べる新鮮なフルーツは格別だ。持ち帰ることはできないが、お土産用に購入する果物も用意されている。
フルーツ狩りができる果物
山梨を代表する果実といえばぶどう。巨峰やマスカットなど定番品種や甲州などの山梨原産のものまで豊富な種類を取り揃えており、8月下旬から10月まで楽しむことができる。日本一の生産量をほこるのはもも。早生種では7月上旬から収穫ができ、8月がベストシーズンとなっている。そのほか、さくらんぼやいちご、ブルーベリー、すももなど、1月から10月いっぱいまで、県内にはさまざまなフルーツを取り扱っている観光農園が数多く点在している。