築地市場
世界中で親しまれるようになった寿司や刺身など、日本人にとってかけがえのない水産業だが築地市場は世界でも最大規模の魚市場だ。水産業だけではなく、青果も取り扱い飲食店も多い。その活気と取引の盛んさで、東京の台所と呼ばれている。ここは元から商業施設で観光施設ではなく、業者同士のせりのやり取りなどを間近でみることができる。
マグロのせり
その中でもおすすめしたいのはマグロのせりだ。日本人は世界のマグロの8割を消費していると言われているほど、マグロをよく食べる。築地市場でもマグロは多く取引され、中でもこのマグロのせりは多くの観光客が訪れる人気のイベントだ。職人たちが大きなマグロを取引している様子は、他にはない日本の築地らしい体験になるだろう。また、忙しく動く市場の姿に日本の市場の活気を感じることができる。 あくまでも業務用の施設で、年中無休ではなく、また営業時間も昼過ぎまでと限られている場合も多いためその都度HPを確認する必要がありそうだ。
場外市場で魚介類を堪能
場内市場は仕事として機能している市場の様子だが、一般客でも気軽に立ち寄れるのはその市場の外にある場外市場だ。ここには、多くの飲食店や一般人も購入できる食料品が並んでいる。やはり築地市場に来たからには魚介類を楽しみたい。場外市場では、新鮮な魚で握った寿司や刺身を食べることができる。また、日本人には馴染みのある牛丼も、実は築地は激戦区。魚介類の苦手な人にも是非試してもらいたい。
ぷらっと築地
外国人観光客の増えた築地には、英語で対応してくれる総合案内所「ぷらっと築地」が創設されているので、困ったことがあっても大丈夫。また築地は、銀座、月島、お台場など、比較的東京の主要な観光地から近い場所にある。市場が活気のある朝から昼までを築地で堪能したら、そのあとは他の観光地へと足を運ぶという計画を立てると1日を無駄なく過ごせるだろう。