建物も芸術作品
ガラス壁面の外観はカーテンのような自然なカーブ。館内にはところどころに椅子が置かれカーテンウォールから降り注ぐ自然光の中、ゆったりくつろげるようになっている。広々とした館内はどこにいても快適だ。もう1つのみどころは入り口すぐのアトリウム。ひときわ目につく巨大な逆円すいが2つ置かれ、それぞれカフェとレストランになっている。柱もなく、独立しているのでまるで宙に浮いているかのような感覚になる。。3階のレストラン「ブラッスリーポール・ボキューズ ミュゼ」はミシュランガイドで3つ星を獲得しているフランス料理店「ポール・ボキューズ」プロデュース。フランス以外の出店第1号店として世界中から美食家が訪れている。展示室ごとに入場料を払い、カフェ・レストラン以外のアトリウムには無料で入れる。
複数の企画展が同時開催
オルセー美術館やチューリヒ美術館など、海外の有名美術館所蔵の名作が同時開催されるのも広大な展示空間をもつ国立美術館ならでは。モネやルノワール、ゴッホなどの印象派を多くあつかう近代絵画を数多く、間近で見られる。ほかにも最新テクノロジーを取り入れたメディアアートや若手作家を集めた企画展など、現代美術の紹介もさかんだ。
オリジナルグッズが豊富なミュージアムショップ
ショップは地下と1階の2ヶ所。1階のショップはオリジナルグッズや東京の老舗店とコラボレーションしたお菓子など、ここでしか手に入らないものが数多く置かれている。地下は漫画やアートブック、若手デザイナーの作品まで知名度やジャンルにとらわれず東京発信の新しいアートが並ぶ。