日本の政治が動く重要な場所
1936年に建てられ、日本の様々な歴史を動かしてきた国会議事堂。東京都千代田区永田町にあり、日本の政治の中心地としてその存在感は大きい。真っ白なコンクリート造りの建物は、左右対称の形を成しており、正面に向かい左側が衆議院、右側が参議院となっている。国会議事堂の周辺はきれいに整備されており、憲政記念館をはじめ、和式・洋式庭園の整った国会前庭などもあり、散策しても楽しめる。
無料で見学できるのもポイント
国会議事堂内は無料で見学が可能。月曜日から金曜日までの、朝9時から夕方4時まで見学でき、所要時間はおよそ60分となっている。土日祝日や年末年始のほか、国会で本会議や行事の行われている場合は参加できないため、見学日が決まったらホームページを要確認。参加受付窓口にて参加を希望すれば、誰でも無料で議事堂内を案内してもらえる。国会中継でよく見る本会議場傍聴席、御休所(天皇陛下が休憩を取られる場所)、装飾の美しい中央広間、前庭を中心に案内される。また最初の参観ロビーでは参議院の活動や役割、国会議事堂のこれまでの歴史などを紹介する広報展示が行われており、日本の政治についても詳しく学ぶことも出来る。人形焼きなどの国会オリジナルグッズもお土産に喜ばれそう。参加人数が10名を超える場合は事前予約が必要だ。なお、参議院の本会議は自由に傍聴することも可能。本会議開会当日30分前から整理券が配られるので、傍聴希望者は傍聴受付窓口まで。