有楽町の楽しみ
東京の繁華街、有楽町は大人が楽しむ町。銀座、東京駅に近く、近辺には劇場、映画館が点在する。ハイブランドショップや最新のショッピングビルが多く立ち並び、食事なら高級なレストランもあれば、リーズナブルな屋台もある幅の広さがこの町のいいところ。日頃はビジネスマンも多い街だが、週末には買い物や映画を楽しむ人々が繰り出し、その帰りにおいしい物でも食べながらゆったりと一日の余韻を楽しむ街、それが有楽町。気の合う友人と、または恋人とのデートや夫婦で過ごす大人の休日によく似合う街だ。
有楽町でショッピング
昔から有楽町には多くの百貨店があったが、近年の再開発で新しく完成した商業施設が増え、より賑やかさを増した。有楽町の新しいランドマークItocia、マルイ。ほかにも、Lumine, 阪急MEN'S TOKYO, 日比谷シャンテなど、有楽町の”今“を感じさせるファッショナブルな商業施設が並ぶ。また、駅前には大型電化製品店で有名なビックカメラがあり、巨大ビルディングに一歩入れば秋葉原にも負けないほど品ぞろえが充実している。
リーズナブルな料理も高級料理も楽しめる街
おいしい物は成熟した町にこそある。有楽町は古くから栄えた大人の町、そうなればおいしいものは事欠かない。有楽町から銀座界隈には高級老舗料理店が多くあり、寿司、天ぷら、カニ料理など高級和食の宝庫だ。しかし、一方で駅の高架下にあるアジアのムードいっぱいの食堂街がある。リーズナブルな値段で、おいしい焼き鳥やラーメンなど、ガード下に並んだアジア独特の風情をたたえながら並ぶ店の数々。ビールをのみながら、気楽においしい料理を食べるのが楽しい。
リラックスして有楽町散歩
有楽町はリッラクスしながら散歩をするにもいい場所が多くある。1997年にオープンした東京国際フォーラムはアメリカの建築家ラファエル・ヴィニオリ(Rafael Viñoly)による近未来的なデザインが美しく、その建物はミシュラン・グリーンガイド・ジャパンにおいて二つ星、ガラス棟は三ツ星の指定をされた。会場ではその時々で、様々な展示会やイベントが催されているが、隣接した広場は有楽町でも憩いの場で、未来を思わせるモダンな広場に木々の自然が美しい。平日のランチタイムにはキッチンカーが集まり、カジュアルなテイクアウトランチが楽しめる。また、毎月第1、第3日曜日には日本最大の露店骨董市が開かれ、珍しい日本のアンティークを気軽に手に入れることができる。また、日比谷公園にもでかけてみよう。110年以上の歴史を持つ都会の公園として、長年人々に愛され続けている。噴水、広い芝生など都市公園らしい風景から、江戸時代のなごりの日本庭園、大小ふたつの音楽堂などバラエティに富んだデザインの庭を楽しめる。 最後は125年の歴史を誇る帝国ホテルに立ち寄ってみては。ラウンジバーでアフタヌーンティーや、お酒をいただけば、優雅な一日の終わりになる事だろう。