皇居の魅力
東京駅から丸の内のビル街へ進むと、高層ビルが立ち並びいかにもオフィス街である。しかし、そこからも見ることのできる皇居は緑が溢れており、まるで異世界だ。皇居はもともと江戸時代に徳川幕府が江戸城を築いた跡地にある。その総面積は1,150,436平方メートルもあり広大だ。皇居は濠に囲まれており常に水で満たされ、緑も常に美しい。春には皇居の周辺や、千鳥ケ淵や外濠公園で桜や梅が咲き乱れ大変美しく、観光客で賑わう。その美しい環境は多くの人に親しまれており、皇居ランといって皇居の周りをランニングする人たちも多い。東京とは思えないその光景は、日本人観光客のみならず外国人観光客にも人気の理由だろう。
皇居参観ツアー
外から眺めるだけでもその広大さを確認できるが、実は皇居に入り参観することが可能だ。皇居は8つの門で囲まれ、そのうちの桔梗門より一般の人でも中に入ることが出来る。皇居参観はツアー形式で、約1時間のコースになっている。普段は入ることのできない皇居内の宮殿や建物を見学出来るので、是非参加してみてほしい。 まず、この皇居参観は皇居ホームページにて申し込みが出来る。 申し込み手続きより順次それぞれの項目にチェックを入れて申し込む。注意点としては、土日や祝日また、年末年始は参観ができない。また、オンライン申し込みは4日前までに受付をしなくてはならず、人数変更なども受け付けていないため注意したい。申し込みが完了すると完了メールが届くので、それをプリントアウトし持参する。また、参加時には身分証明証も必要だ。皇居の敷地内を2キロほどゆっくりと見て回ることの出来るツアーで、歴史ある建物や日本の文化を垣間見ることの出来る時間となるだろう。また、季節によって花や緑の雰囲気も変わり、東京とは思えないゆったりとした空間を楽しめる。