山王祭

初夏の都心に王朝絵巻さながらの壮麗な行列が街を練る江戸の祭り

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江戸三大祭り、日本三大祭りのひとつに数えられる山王まつりは、江戸時代には将軍にも愛された格調高い大祭。神田祭と交代に隔年で行われる。
営業時間

開催年により日程や時間が変わるため公式ホームページなどで事前に確認
住所
日枝神社,東京都千代田区永田町2丁目10番5号
電話番号
(03) 3581-2471

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About

江戸城を守護した日枝神社の大例祭

山王まつりは、江戸時代から続く歴史ある祭りで、神田祭、深川祭と並ぶ江戸三大まつりのひとつと言われている。江戸城の守護を司り、幕府からの手厚い保護を受けていた日枝神社の例祭として始まり、現在もその伝統が引き継がれている。歴史を感じさせる優雅で格調高い行列は王朝絵巻の世界そのもの。都心の風景の中を伝統の装束の人々が練り歩く様子は独特だ。おなじく江戸三大まつり、日本三大まつりの神田祭と、一年おきに交代で行われ、その規模、壮麗さから、日本を代表する三大祭りのひとつにふさわしい祭りだ。

歴代将軍が楽しんだ「天下まつり」

山王まつりは偶数年の6月中旬に行われる。江戸時代には山車や神輿が江戸城内に入ることを許され、歴代将軍もその様子をたのしんだことから「天下まつり」と呼ばれた。昔の王朝装束を着けた500人の人々からなる行列の神幸祭は、山王まつりのもっとも大きな見どころであろう。およそ300mの祭礼行列は、装山車、神輿が連なり美しく絢爛豪華。赤坂にある日枝神社を出発し、東京駅、日本橋、銀座などの都心を練り、皇居にも立ち寄る。およそ10日間近く行われる長い祭りの期間には、稚児の装束を身に着け子供たち健やかな成長を願う“子供まつり”や、伝統芸能の“神楽囃子、”お茶席“など様々な行事にあふれにぎやかだ。格調高い行事や、親しみやすい行事など、”祭り”は気軽に楽しみながら日本を感じる絶好の機会だ。

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