アクセスが良く一度は立ち寄りたい砂湯
別府では少なくなった天然の砂浜が残る上人ヶ浜(しょうにんがはま)の一角にあり、温泉の地熱を利用して温められた砂を体に盛って温まる砂蒸し風呂。1986年にオープンし、雨天時でも入浴できるように可動式の屋根が設置され、更衣室やシャワー、内風呂の施設も併設されている。九州では鹿児島指宿(いぶすき)の砂蒸し風呂が有名だが、九州最南端に位置するため移動時間がかかるので、交通アクセスの良い別府市内で楽しめる砂蒸し風呂は観光客にも人気。一度に12名までしか入れないため、通常1時間以上は待ち時間がかかることが多いが、時間になれば携帯電話に連絡をくれるので海沿いを散策したり、近くの足湯を楽しみながらのんびりと待つことができる。
波打ち際で温まる極上の入浴法
ナトリウム塩化物泉で、冷え性、疲労回復、筋肉痛、関節痛、きりきず、うちみなどに効能があるとされる。砂の温度は42度に保たれており、10分程度入浴するだけでスッキリと気持ちの良い汗がかける。受付で専用浴衣を受け取り、専用浴衣の上から係りの人が砂をシャベルでかけてくれる。目の前には海が広がり、波音を聞きながらリラックスできる。デジカメや携帯電話を持参すれば、係りの人が撮影してくれるので忘れずに持っていこう。砂湯から出ると汗ですぐ体が冷えるので、すぐにシャワーを浴びて先に砂を落とし、きれいに洗ったあとにお風呂に入浴するのがルール。シャンプー、ボディーソープ、ドライヤーは備えつけられており、タオルは有料でレンタル可能。手ぶらで楽しめるので気軽に立ち寄れるスポットだ。