戦場ヶ原の自然を楽しむ
400ヘクタールの広大な戦場ヶ原湿原を囲むように、自然研究路が作られている。この研究路を歩くと約2時間ほどで、湿原内をハイキングして楽しむことができる。戦場ヶ原湿原ではノハナショウブやレンゲなどの花や、ホザキシモズケやワタスゲなどの湿原特有の植物を見ることが出来る。 戦場ヶ原湿原は冬には凍結するため木々が根付かない。そのために広大な湿原の風景が出来上がっているのだが、広々とした中で見上げる星空も美しく、関東地方で一番の星空が見えるとまで言われている。標高1400メートルのこの土地では、夏の第三角形や流星群もよく見えるため、夏には天体観察もおすすめである。（湿度が90％以上ある湿原なので、機材などが濡れる可能性もあるので注意） また野鳥でも有名な戦場ヶ原湿原。ウグイスやホオジロなどを観察することが出来る。1年を通して四季折々の風景や動植物の観察などで楽しむことができる。
周辺情報
戦場ヶ原湿原を訪れる際に知っておきたい周辺施設情報だが、まず国道120号が通る湿原では、バスや車でのアクセスが便利。日光駅と湯元温泉を結ぶバスもある。みやげ物などを購入できる三本松茶屋のほかに、戦場ヶ原展望台もあり、ここから広大な湿原を眺めることが出来る。またバス停赤沼では、赤沼茶屋や無料休憩所があり、ハイキングの拠点地として利用されている。 温泉が楽しめる湯元温泉、草原の中を散策できる小田代々原なども戦場ヶ原の周辺に位置している。
