奥日光で最高の風景が臨める半月山展望台
栃木県日光市は、毎年多くの人々が観光で訪れるが、日光の市街地の標高600メートルよりも高い位置にある地域は奥日光と呼ばれ秘境として人気の観光スポットである。湯ノ湖や湯元温泉、戦場ヶ原や中禅寺湖も奥日光に含めれている。標高が高いため夏でも涼しく、静かで自然豊かといった特徴をもつ。 半月山展望台はそんな奥日光の中でもとくに素晴らしい景色をみることが出来るとして多くの観光客が集まる。日光連山の中で最も高い山である男体山と、奥日光を代表する湖、中禅寺湖を眺めることが出来、さらには高層湿原の戦場ヶ原湿原までもを臨める展望台である。半月山の頂上から300メートルほど下には第1駐車場がありそこからも美しい景色を眺めることが出来るので、車で気楽に上ることも可能だ。また、それよりも山頂に進むと第2駐車場があり、中禅寺湖スカイラインを利用し車でそこまでたどり着ければ、徒歩数10分で展望台までいくことが出来る。第1駐車場からも展望台までは徒歩1時間程度の距離である。 半月山に登るにはバスを利用したり、車で向かうことも可能であるが半月峠をハイキングしてみても楽しいだろう。中禅寺湖や男体山を眺めながらゆっくりと奥日光の自然に触れることが出来る。
半月山展望台から見える景色
半月山展望台から見える景色で特に有名なのが、男体山、中禅寺湖、八丁出島である。男体山は日光に連なる山々の中で1番高い山で、日光国立公園に属する火山。古くから信仰の山としても知られている。中禅寺湖はそんな男体山の目の前に広がる、男体山の噴火で出来た堰止湖だ。その南側に突き出した出島がありそれが八丁出島である。この中禅寺湖の湖畔は紅葉の名所として知られており、秋には男体山や八丁出島も紅葉でうつくしい赤色に染まる。夏の青々とした木々もきれいだが、真っ赤に映える紅葉の山々や、それを映し出す中禅寺湖を満喫するのにも、半月山展望台がおすすめだ。