標高差440メートルの立地のおかげですばらしい景色・いろは坂
栃木県日光市にあるいろは坂。日光の馬返から中禅寺湖畔までの国道120号線のことである。馬返から中禅寺湖畔までののぼりの坂が第2いろは坂、そしてくだりの坂が第1いろは坂。第1いろは坂と第2いろは坂あわせて48ものカーブがあるいろは坂。日本語のひらがなを覚えるために使用された「いろは歌」にあわせて、いろはの48音にあわせてたとえられたのが名前の由来。カーブごとに「い」「ろ」「は」とひらがなでの看板表示がされている。日光の市街地と中禅寺湖を結ぶ観光道路だが、標高差440メートルの立地のおかげですばらしい景色を見ることが出来るのが特徴だ。
美しい景色を堪能できる国道
日光市街地から中禅寺湖などの奥日光の観光地を結ぶいろは坂は。観光客の利用はたえないが、この坂の魅力はそこから見える美しい景色である。まず、中禅寺湖半へ向かう第2いろは坂の途中には2つの駐車場がある。1つめは、「黒髪平」小さなスペースなので見逃してしまいがちだが、ここからも良い景色を見ることが出来る。そして2つめがこのいろは坂で有名な「明智平」だ。ここまで来たのであれば明智平ロープウェイを利用するのがおすすめ。3分ほどで明智平展望台へと到着。日光で1番と言われているこの展望台からは、中禅寺湖はもちろん奥日光の三大名滝である華厳滝や、日光で1番高い男体山などもみわたすことが出来る。 更に、いろは坂の紅葉は美しいことで有名。秋の紅葉のシーズンに訪れるのがおすすめだ。