毎日がお祭りのように賑わう、グルメ&お買い物スポット!
内宮門前町(おはらい町)の一画にあるおかげ横丁。移築・再現された江戸期から明治期にかけての伊勢路の代表的な建築物が軒を連ねる、風情ある町並みだ。約4000坪の敷地内には、伊勢志摩ならではの食べ物屋やお土産物屋など約50の店舗がすらりお伊勢参りで賑わった、江戸時代の活気を味わうことができる。
伊勢の伝統文化や、日本古来の神話の世界を体感
食事や買い物もさることながら、伊勢地方の伝統文化が体験できるのもおかげ横丁の魅力。ろうそく作りや盆栽など一年を通して体験できるものから季節に合わせた物作りまで、様々な体験講座が用意されている。また「おかげ座 神話の館」は、映像と和紙人形で神話の世界を体感できる施設。「神話シアター」では、大型スクリーンで神話のあらましをアニメーションも入れながら分かりやすく紹介。原初の森をイメージしたドーム空間「神話の森」では、神話の6つの名場面を和紙人形などで展示している。体験時間は約30分だが、生き生きとした神話の世界を目で楽しむことができる。
お伊勢参りの後は、赤福餅でひと休み
伊勢名物といえば、やはり赤福餅。おかげ横丁の入口近くに赤福餅の本店あり、いつも多くの人で賑やか。オープンエアの店内では番茶や抹茶と一緒に、できたての赤福餅を楽しむことができる。伊勢には毎月1日の早朝に、伊勢神宮をお参りする「朔日(ついたち)参り」という慣わしがある。赤福餅本店では元旦を除く毎月1日に、朔日餅と呼ばれる毎月異なる季節のお菓子を数量限定で販売。この朔日餅を手に入れようと、1日には早朝から多くの人が列を成す。これもまた、おかげ横丁で恒例の光景だ。