曼殊院

皇族ゆかりの門跡寺院、四季との調和が美しい枯山水庭園は見事

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白砂で水の流れを表現し、苔や松で浮き島を表現した枯山水。季節によって表情を変える花や樹木と枯山水のコントラストと鶴と亀の島
営業時間
土 ( 9:0 AM ~ 5:0 PM )
日 ( 9:0 AM ~ 5:0 PM )
平日 ( 9:0 AM ~ 5:0 PM )
料金
Adult: 600 JPY
Children: 400 JPY
住所
京都府京都市左京区一乗寺竹ノ内町42 曼殊院
電話番号
(075) 781-5010

画像&動画

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About

天皇ゆかりの位の高い寺

728年に最澄が道場として比叡山内に創建したのが始まりで、1656年に現在の場所へ移された。正式名は曼殊院門跡といい、門跡とは皇室一門が住職であった位の高い寺院の事。一代目住職が管原家の僧侶であったことから、1800年代後半までは住職が北野天満宮の管理職も兼務しており、現在も菅原道真公を祀る祠「満宮」がある。重要文化財も多く、寺院の台所「庫裡」、「大玄関」には狩野永徳画の「虎の襖絵」、「小書院」には10種類の寄木で作られた曼殊院棚や欄間飾りなどがあり、名勝枯山水の庭園も見応えがある。また、作者年代不明の「幽霊の掛け軸」が収められていることでも有名。

鶴と亀に見立てた島も

桂離宮を造園した智仁天皇の皇子が造園した枯山水庭園。大書院前には、白い砂を海に見立て、苔の緑が島に見立てられている。「鶴島」には樹齢400年の五葉松が植えられており、鶴の首に見立てられており、「亀島」には以前は亀形の松が植わっていたとされる。ちなみに日本では鶴は千年、亀は万年といわれ、鶴と亀は長寿や繁栄の象徴とされ縁起の良い生き物とされている。大書院周辺には霧島つつじが植えられており、5月初旬には真紅のじゅうたんのように花が咲き、枯山水とのコントラストが見事。秋には紅葉の名所としても知られ、真っ赤に色づいた紅葉と白砂のコントラストが美しい。

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