金色に輝く金閣
金閣は1層部分が寝殿造り、2層部分は武家造り、そして3層部分が中国風の禅宗仏殿となっている木造3階建ての楼閣。2層、3層部分は金箔が施されており、そのうち3層部分に関しては内部も床を除き金箔が貼られている。現在の金閣寺は1950年に放火によって全焼してしまった後、1955年に再建されたものである。また、1986年には大修復が行われ金箔が張り替えられ、今の姿に至っている。そのきらびやかな外見と四季折々の自然とのコントラストは美しく、1年を通して観光客の耐えない京都屈指の観光スポットである。
金閣寺のその他の見所
金閣寺の見所は黄金に輝く金閣のみにとどまらない。金閣寺の前にある池泉回遊式庭園である鏡湖池は名前の通り、金閣を鏡のように映し出す美しい景色の楽しめる庭園である。国の名勝・史跡として指定されている。また、江戸時代に建てられた夕佳亭と呼ばれる茶室も有名。少し小高い位置に建てられたこの夕佳亭からは、夕暮れ時に美しい金閣寺を見ることが出来るとして夕佳亭と名づけられたという。
おすすめは嵐山電鉄
金閣寺のある北区から、観光地嵐山までは、嵐山電鉄を使うのもお勧め。(最寄り駅は北野白梅町。金閣寺までは徒歩15分ほどだがその途中に桜で有名な平野神社などもあり楽しめる。市バスで金閣寺までアクセスも可能)嵐山電鉄では、金閣寺だけではなく妙心寺、龍安寺などの有名な寺院へもアクセスがよい。また、終点の嵐山は京都でも人気のある観光スポット。ゆったりと進む嵐山電鉄に揺られながら京都の町並みを楽しむことも出来る。また桜の時期には桜のトンネルが出来るとして、多くの観光客が訪れる人気の電車でもある。一日乗車券を購入すれば乗り放題なのでお買い得。