四季を通じて楽しめる渓谷
阿蘇くじゅう国立公園の一角にある、阿蘇外輪山の北西部の標高500m~800mの間に位置し、約1193haの広大な憩いの森。4kmに渡って渓谷が続いている。日本森林浴の森百選、日本名水百選、日本の滝百選、水源の森百選、くまもと緑の百景、熊本の自然百選、新くまもと百景に選ばれている。菊池水源から湧き出た清流と、四季折々の表情を見せる森林が織り成す美しい渓谷で、CM撮影にも何度も使用された場所。また、天然クーラーと称され、夏の平均水温は13度と涼しく過ごすことができる。秋は紅葉の名所として知られており多くの観光客で賑わう。
気軽に散策できる2つのコースの遊歩道
入り口から清水の流れに沿って遊歩道が2コースあり、「癒しコース」往復1km、所要30分と、「マイナスイオン満喫コース」往復2km、所要1時間が設定されている。大小様々な滝をみることができ、水が幕のようにしたたり落ちる「掛け幕の滝」、菊池渓谷一の迫力ある「黎明の滝」、秋には紅葉が美しく見える「紅葉ヶ瀬」、まるで絵画のような景色が橋から望むことのできる「竜ヶ渕・天狗滝」など、変化に富んだ景観を楽しむことができる。整備された遊歩道で歩きやすく気軽に散策でき、川のせせらぎを聞きながら美味しい空気と美しい景色を堪能できる。遊歩道はアップダウンも少なく、夏場は水遊びもできるので子供からお年寄りまで楽しめる。さらに奥に位置する「野鳥の森」では50種類以上の野鳥が観察でき、バードウォッチングにも人気の場所。入口には地元の特産品の並ぶ土産店やレストランも完備している。