アートで溢れかえる島
直島は香川県の北に位置する瀬戸内海に浮かぶ小さな島。自然豊かな島内の至るところにアートが散りばめられた世界でも珍しい島。香川県の高松港から船で約50分もしくは岡山県の宇野港から船で約15分でアクセスでき、1日から1日半あれば観光できる。島内では徒歩、レンタサイクル、バスで気軽に移動できる。島内は大きく3つのエリアに分かれており、港がある『宮ノ浦エリア』には観光案内所や土産店がある「海の駅なおしま」、世界的に活躍するアーティスト草間彌生(くさまやよい)作のオブジェ「赤かぼちゃ」があり、そこから徒歩40分にある『琴弾地(ごたんじ)エリア』にはモネの睡蓮などが展示されている「地中美術館」や宿泊施設を兼ね備えた現代美術館「ベネッセハウス&ミュージアム」や草間彌生のオブジェ「黄色いカボチャ」、そこから徒歩30分にある『本村(ほんむら)エリア』には古い民家を修復保存して現代美術を展示する「家プロジェクト」や世界的建築家安藤忠雄の「ANDO MUSEUM」などがある。
宿泊してゆっくりと瀬戸内海の醍醐味を味わう
釣りや海水浴が楽しめる美しいビーチ沿いに建つ海の家「つつじ荘」では、モンゴルのパオやキャンピングトレーラー、コテージ風の和室などに宿泊できる人気施設もある。ぜひ1泊してゆっくりと瀬戸内海の美しい自然風景を楽しんでほしい。また、エコアイランドとしての取り組みも進んでおり、廃棄物を最新技術でリサイクルする工程を見学できる施設「香川県直島環境センター」や「有価金属リサイクル施設」も興味深い施設。島内はレストランやカフェも充実しており、瀬戸内海の新鮮な海の幸も味わいたい。