空・海・渓谷の絶景を見渡せるロープウェイ
日本三大渓谷美のひとつに数えられ、瀬戸内海国立公園の中心地、小豆島を代表する景勝地。1300万年前の火山活動でできた岩石が、200万年の歳月をかけて創り出した渓谷美が見られる。風雨の浸食によってつくられた奇岩、垂直にそそり立つ大岩壁を間近で見られるロープウェイは、日本で唯一『空・海・渓谷』を一度に眺望できるロープウェイとして人気がある。40人乗りのゴンドラからは、片道5分の絶景の空中散歩が楽しめる。春は山桜、初夏の新緑、秋には一面の赤い絨毯が広がる美しい紅葉、冬の雪化粧と四季折々の自然美を眺めることができる。麓にある紅雲亭駅からは毎時12分間隔で運行している。
展望台からの絶景とご当地グルメ
山頂駅付近には展望台が2ヶ所あり、天気の良い日には、眼下に広がる内海湾、瀬戸内海、その向こうには四国の山並みの絶景が見渡せる。幸せ祈願のかわらけ投げも人気。小豆島で一番高いところにあるレストランでは、カレーや小豆島の特産品オリーブを使ったオリーブラーメンなどが食べられる。寒霞渓限定品や小豆島名産品の土産物店や、香川県産のブランド牛『オリーブ牛』を使ったコロッケやハンバーガー、オリーブを使ったソフトクリームなどの出店もある。
気軽に楽しめる人気のハイキングコース
ロープウェイのほかに、片道1時間の3つのハイキングコースがあり、表12景をめぐるゆるやかな道が続く「寒霞渓表登山道」は人気。登山道からは、長い年月によって創りだされた奇岩怪石や自生した植物を間近で観察することができる。上りはロープウェイ、下りはハイキングというコースもおすすめ。