白米千枚田

海と棚田のコントラストが美しいノスタルジックな田園風景

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日本海を背景に広がる昔ながらの棚田の風景が美しい「白米千枚田」。 “日本の農業の聖地”と謳われ、今なお日本古来の農法を用いて米が作られている。
住所
白米千枚田 石川県輪島市白米町
電話番号
(0768) 23-1146

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About

「日本の原風景」と呼ばれる世界農業遺産登録の千枚田

「白米千枚田」は、日本海を背景に広がる棚田が海岸線まで続く風景の美しさで知られている。輪島市街地から8㎞ほどの高洲山の山すそにあり、約1.2ha、高低差50mの急斜面に作られ、田一枚当たりの平均面積は18㎡、総数1,004枚になる。小さな田がパッチワーク状に連なり、段を成して海まで続く風景は壮観。あぜ道を歩くことで変化する海と水田の風景を味わえるのは、「白米千枚田」ならではの楽しみである。

受け継がれる歴史ある風景と古来の農法

「近代化の中で失われつつあるその土地の環境を生かした伝統的な農業・農法」などが評価され、2011年に「佐渡」と共に日本で初めての世界農業遺産に登録された。「白米千枚田」を含む「能登の里山里海」の風景は「日本の原風景」と呼ばれ、日本の棚田百選、国指定文化財名勝にも指定されている。「白米千枚田」の歴史は16世紀以前に始まったと考えられ、豪農による大規模な水田開発に対し、小農たちが乏しい労働力を投じて築き上げてきたもの。棚田独特の狭いあぜ道は耕運機が使えず、手作業による仕事は平地の数倍の労力を伴いながらも維持され、時代を超えた素朴で美しい農村風景を残し続ける。

「あぜのきらめき」イルミネーションに彩られる千枚田

毎年10月中旬から3月中旬に開催されるイベント「あぜのきらめき」では、日没になると棚田におよそ21,000個のLEDライトイルミネーションが点灯し、幻想的な風景が楽しめる。冬には雪に覆われた棚田が特に美しく人気となっている。冬は大変寒さが厳しいため、訪れる際は防寒対策を忘れずに。

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