青い海にそびえ立つ白亜の島
見附島は、能登半島の北東にある、飯田湾にそびえ立つ島である。その周囲は約400m、標高は約28mの島で、白い岸壁の頂には緑の木が生い茂り、青い海とのコントラストが印象的だ。島の形が軍艦に似ていることから“軍艦島”とも呼ばれている。島は無人島で上陸することができないが、見附海岸から島へと道が続いており、島のすぐ近くまで行くことができる。およそ200mの岩場の一本道を歩いて見上げれば、見附島の迫力ある姿や岩肌を実感できるだろう。周囲には松林が広がり、遊歩道や芝生の広場が整備されている。春には桜の花が咲き、見附島が特別な風景で彩られる。また、近隣にはキャンプ場もあり、夏には海水浴などレジャー客でにぎわう。
能登の自然が見守ってくれる、恋に効くパワースポット!
“恋人の聖地”として有名な見附島は、カップルや、新しい出会いを求める人たちに人気のスポットだ。見附島とつながるビーチ「見附海岸」は、波穏やかで、能登の海の青さと、白砂の浜辺がロマンティック。浜辺には「縁結びの鐘」があり、この鐘を鳴らして願いをかけると“恋が実る”“素敵な出会いがある”など、恋のご利益があると言われている。この一帯は“えんむすビーチ”と呼ばれ、石川屈指の”夜明け“の名所でも有名だ。よく晴れた日の早朝には、ぜひ海岸へ。美しい日の出を見る事ができる。見附島の背を赤く染め、海から昇る朝日は感動的。夜には一年を通して見附島がライトアップされ、光に浮かび上がる白い岸壁も荘厳。