能登に残る“日本のふるさと”風景がどこまでもつづく車窓
「世界農業遺産」に登録され、オーガニックな自然が広がる能登。七尾-穴水間をつなぎ、風光明媚な景観をのんびりと走る観光列車が「のと里山里海号」だ。能登の海をイメージした青い外観、伝統工芸が施された和の風情に満ちた内装の列車に乗り、緑深い山間、広がる青い海、日本ならではの情緒あふれる田園風景などを堪能できる。特に高台から一望する穏やかな七尾湾の風景は、「のと鉄道」でしか見られない絶景だ。そんな風光明媚な風景の中を、アテンダントのガイドを聞きながら、ゆっくりと観光を楽しむことができる。(日本語ガイドのみ。英語表記の沿線案内チラシあり)
能登の景色をゆっくり愉しむ「ゆったりコース」
ゆったりコース(土・日・祝日・一部指定日運行便)では、普通列車より時間をかけ、ハイライトとなる絶景ポイントで列車が徐行や停車をし、美しい能登の風景を存分に堪能することができる。そこでは、原始的な漁法として受け継がれる「ボラまちやぐら」や、人口3,000人ほどの小さな島、能登島をつなぐ「ツインブリッジのと」、そして、穏やかな入り江の美しい漁村「深浦漁港」などの名所を、のと鉄道ならではの絶好のビューポイントから望むことができる。途中の「能登中島駅」では約10分間(一部便はなし)停車し、古い時代の鉄道郵便車「オユ10」も見学可能。能登こだわりの味が楽しめる特別プランもあり、「寿司弁当プラン」では能登の有名寿司店によるお弁当、「スイーツプラン」では有名パティシエのプロデュースによるスイーツセット、「ほろ酔いプラン」では国内屈指の能登の杜氏が作る地酒が楽しめる。各プランは土・日・祝日と一部指定日に設定されている。全指定席のため、のと鉄道ウェブサイトや電話で最新の運行状況の確認、予約を忘れずに。
お問合せメールアドレス:info@satoyama-satoumi-go.net 英語対応可