お好み焼きを身近に感じる3つのコース
お好み焼きは広島のソウルフード。お好み焼き用のソースを作っているオタフクソース(株)が運営する「Wood Egg お好み焼き館」ではお好み焼きに関する博物館のほか、工場見学や調理体験ができる3つのコースを用意。いずれも事前予約が必要なため注意したい。2Fの「おこのミュージアム」ではお好み焼きやオタフクソースの歴史や雑学を知ることができ、お好み焼きが生まれた昭和30年代や戦後登場した屋台を再現したブースに懐かしさを感じる人も多いだろう。1Fのショップではヘラやのれんなどのレアグッズのほか子供用ソースやアレルゲンを除去したお好み焼き粉など珍しい商品もありお土産に最適。
サービス精神あふれる工場見学
本社で行われる工場見学ではソースの製造工程を見ることができる。容器にソースが詰められ、外装フィルムが張られ、袋に入れられて1時間に9000本の速さで完成する様子は圧巻だ。コースの中でも特に人気なのは出荷風景。作業はキリンやゴリラに装飾されたロボットによって行われ、見学者を楽しませてくれる。当日に容器詰めされたばかりの温かいソースをお土産にもらうことができるのも嬉しい。
食べ比べもできるお好み焼き教室
調理体験は手軽なホットプレートと本格的な鉄板の2種類。広島お好み焼きの特徴である薄い生地の作り方や返すときのヘラの使い方などよりおいしく焼き上げるコツをスタッフが丁寧に教えてくれる。ソースは普段あまり見かけないものを含め数種類用意され、食べ比べができるのも面白い。