国立広島原爆死没者追悼平和祈念館

後世に語り継がれる原爆被害 国立広島原爆死没者追悼平和祈念館

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世界で初めて原爆が投下された広島。忘れてはならない恐ろしい被害を多言語で後世に伝え続けている祈念館。
営業時間
土 ( 8:30 AM ~ 5:0 PM )
日 ( 8:30 AM ~ 5:0 PM )
平日 ( 8:30 AM ~ 5:0 PM )

3/1-7/31 8:30am-6pm 8/1-8/31 8:30am-7pm 9/1-11/30 8:30am-6pm 12/1-2/28 8:30-5pm
住所
広島県広島市中区中島町1−6
電話番号
(082) 543-6271

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About

18言語に翻訳された体験記

2002年にオープンした広島平和記念公園内にある国立の施設で、原爆死没者の追悼を祈るための祈念館。入場は無料となっており、被爆者の遺品の展示や、映像での当時の状況や被害の様子を見たり、パソコンで被爆者の体験記、被爆者の証言ビデオ、広島市内の被爆前後の写真、被爆直後の動画などを検索し、自由に閲覧することもできる。体験記は18言語に翻訳されており、母国語でその体験記を読むことができ、被爆の実相を知ることができる。また、毎月第2日曜日の14:30~15:10には、英語での被爆体験記朗読会も開催されており、申し込み不要で参加できる。  

原爆体験者の声を残す試み

館内を時計と反対周りに、1945年8月6日に遡っていくように地下に降りると、平和祈念・死没者追悼空間がある。当時の広島市街の焼野原のパノラマ写真が、死没者数(約14万人)と同数のタイルで表現されている。中央の水盤は、原爆投下時刻の「8時15分」を表しており、亡くなった原爆死没者を追悼するために水を捧げている。原爆死没者を追悼し、平和について考える空間になっている。その奥の遺影コーナーには、死没者の遺影写真や名前が掲示されている。近年、原爆の体験談を語る方々が高齢になってきたこともあり、語り手の声を後世に残していく目的でも祈念館は作られた。

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