馬籠宿

美しい恵那山の山並みが眼下に広がる、昔の佇まいを残す宿場町

フォトギャラリーを見る
中山道43番目の宿場、馬籠宿。約600m続く石畳の坂道には当時を思わせる建物が並び、ノスタルジックな雰囲気。文豪・島崎藤村の生誕地としても知られる。
住所
岐阜県中津川市馬籠
電話番号
(0573) 69-2336
ウェブサイト

画像&動画

フォトギャラリーを見る

About

山中にひっそりと佇む、情緒ある宿場町

馬籠宿は、木曽路の最南端に位置する中山道43番目の宿場。全国でも珍しい約600mの急峻な地形にある宿場町。1985年の大火事により、江戸時代からの建物のほとんどが消失。しかし町の人達の努力で、当時を彷佛させる町並みが復元され今に至る。石畳が敷かれた坂道の両脇には、民家や資料館、茶屋、お土産物店などがずらり。軒の低い格子造りの家並みが、江戸時代の宿場街の面影を色濃く残している。坂の途中で振り返ると、美しい山並みが眼下に。

作家 島崎藤村にちなんだ資料館が点在

馬込宿は、作家・島崎藤村の生誕地としても有名。街道沿いには、島崎藤村にちなんだ資料館がいくつかある。馬籠宿の真中に位置する「藤村記念館」は、馬籠を代表する施設。江戸時代には、本陣・問屋・庄屋を兼ねた旧家だ。藤村の像や年譜などのほか、大火で焼け残った隠居所、藤村の原稿や蔵書など6000点を展示。当時の暮らしぶりを垣間見ることができる貴重なスポットでもある。他にも「夜明け前」に登場する桝田家のモデルになった「馬籠脇本陣資料館」や「嵐」に登場する「森さん」こと原一平の家である「清水屋資料館」など、小説にちなんだ建物が点在。小説の舞台に思いを馳せながらの散策は、旅情を一層高めてくれることだろう。

宿場町の散策に疲れたら、ご当地グルメで一服!

街道沿いには甘味をはじめ蕎麦などの食事処が充実。数ある馬籠グルメのなかでも、一度は食してみたいのが馬籠名物の五平餅だ。長野県でよく見られる五平餅といえばわらじ型が多いが、この界隈の五平餅は団子形。うるち米を使った団子にクルミとゴマ、しょう油と砂糖で味付けしたタレを塗り、香ばしく焼きあげた五平餅は後を引く美味しさだ。この地方の郷土食である栗おこわめしもおすすめ。「大黒屋」では、栗おこわに山菜やニシンが付いた定食が楽しめる。坂を登りきった所にある「恵盛庵」もまた、そばで人気の店。石臼で自家製粉している手打ちそばは、コシがあり独特な風味が絶品だ。

もっと見る

Plan your trip to gifu

Chat with a local tour guide who can help organize your trip.

Request a Tour