安川電機の100周年事業として「ロボット村」をオープン
1977年に日本国内初の全電気式産業用ロボット「MOTOMAN(モートマン)」を開発したことで知られる安川電機は、北九州市に本社を持ち、1915年の設立以来、“モートルの安川”から“オートメーションの安川”を経て“メカトロニクスの安川”へと、常に時代の主力産業を支え続けてきた。現在は、少子高齢化社会や環境エネルギー問題など、地球規模の課題にも取組んでいる。創業100周年を記念して、本社事業所を「ロボット村」としてリニューアルし、2015年にオープンさせた。ものづくりの街・北九州として、ものづくりの楽しさや凄さ、そして最新のロボット技術を伝える「安川電機みらい館」、10000㎡もの緑地帯「YASKAWAの森」には100種類もの植物や樹木が植えられ、四季折々の自然を楽しめるよう一般開放されており、「ロボット工場」ではたくさんの種類のロボットを製造している。
団体予約でロボット村を見学
10~60人の団体(小学5年生以上)であれば見学可能(個人単位の申し込みは不可)で、電話での事前予約が必要。また、日本語のみの案内となる。『ロボットがロボットを作る工場』(小型産業用ロボット組立工場、クリーンロボット組立工場)の見学に加え、ロボットの技術やものづくりの魅力を伝える『安川電機みらい館』を所要100分で係員が案内。安川電機みらい館では、産業用ロボットや、バイオメディカル分野向けのロボットの展示があり、実際に触って操作できるロボットもある。