日本で最も美しい藤棚
日本有数の広さを誇る私営の藤園。1977年に開園。敷地面積は約1ヘクタールあり、6000㎡を誇る「藤棚と藤トンネル」が一番の見どころで、長さ80mと220mの2種類のトンネルがあり、開花時期には22種類の藤の花が咲き乱れ、日本で最も美しい藤棚と称賛されている。藤の花の見頃は、例年4月下旬から5月中旬にかけて。開花情報はインターネットやFACEBOOKで公開されており、開花状況によって入場料も300円~1000円と時期によって異なる。交通アクセスは、車もしくは、JR八幡駅からタクシーで約20分、またはJR小倉駅からタクシーで約30分。藤の花の種類は、野田長藤、口紅藤、赤紫藤、青紫藤、紅藤、白藤、八重藤、長藤、中藤、短藤など全22種類の藤があり、大藤棚には樹齢100年を超えるものもあり、青紫、ピンク、白とやわらかな色合いが見事で、藤の良い香りが漂う。2012年に海外WEBサイトで「実在する世界の美しい場所10」に選ばれ、2015年にはCNNの「日本の最も美しい場所31選」にエントリーされたことから、海外からの観光客も年々増加している。開花時期にはお昼頃には渋滞も発生するため、開園前からスタンバイするのがおすすめだ。
帰りは温泉に立ち寄りしても
河内藤園から徒歩10分の場所に、「河内天然温泉 あじさいの湯」という日帰り温泉入浴施設がある。露天風呂や洞窟風呂、ジャグジー、サウナ、貸切家族風呂もあり、手ぶらで立ち寄りできるのも魅力。レストランで食事もでき、あじさいの湯からJR八幡駅まで無料送迎バスが出ているので、帰りはこのバスを利用すると便利。