平泉寺白山神社

中世に栄えた巨大宗教都市の遺構群、静寂が漂う神域

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日本三大霊山のひとつ「白山」を信仰する越前地方の拠点。16世紀に最盛期を迎えながら消失した境内の遺構や、再興された社を見る事ができる。
営業時間
土 ( 12:0 AM ~ 12:0 AM )
日 ( 12:0 AM ~ 12:0 AM )
平日 ( 12:0 AM ~ 12:0 AM )

玄成院庭園  早朝、夜、豪雪時は避けるように [close] 冬は豪雪時の見学は注意を(長靴などを用意したほうが良い)
住所
福井県勝山市平泉寺町平泉寺
電話番号
(0779) 88-8117
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About

遺構が語る中世巨大宗教都市の歴史ロマン

豊かな水が育む緑鮮やかな苔に覆われた境内、空高くそびえる杉木立など、平泉寺白山神社に足を踏み入れれば、神の聖域ならではの神秘を感じることができるだろう。平泉寺白山神社は、717年、泰澄により開かれ、白山信仰の越前地方における拠点として、16世紀には6000人の僧、8000人の僧兵を率いる、日本最大規模の巨大な宗教都市として繁栄を誇った。しかし、1574年の一向一揆で焼き討ちに合い、全山焼失という運命をたどった。現在は、当時の10分の1ほどの規模ながら、自然に囲まれた静寂漂う境内で、再興された拝殿や社殿、旧拝殿の礎石など、貴重な文化財を見る事ができる。

歴史的価値や美しさが認められ選定された名所の数々

「参道」日本の道百選

旧参道と参道からなる拝殿へと続く道。古びた風情の石畳が続く旧参道は、約1000年前に整備されたもの。聖域への結界と言われる道の両側に「牛岩」「馬岩」の二つの岩が鎮座する。一の鳥居から続く参道は、左右に古い杉木立がならび、拝殿へ導く石段が美しい。

「平泉寺白山神社・拝殿と社殿」国史跡

苔で覆われ、静けさが漂う境内。江戸時代に再興された拝殿は、平安時代の趣をもつ造りになっている。焼失した拝殿の礎石も点在し、当時の姿を伝える貴重な遺構となっている。本殿奥の三つの社殿は白山にそびえる三つの峰を模したもの。三山それぞれの神が祀られている。

「玄成院庭園」国指定名勝

一の鳥居そばにある1530年に作られた庭園。自然石を配した美しい回遊式枯山水庭園は、国の名勝に指定される名庭園だ。

「南谷発掘現場」

1989年より発掘調査が始まり土中より現れた中世の石畳。南谷発掘現場では、日本でも最大規模と言われる中世の石畳を見る事ができる。

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