ユネスコエコパーク内にある工場
標高700mの森の中にあるサントリー白州蒸留所とサントリー天然水南アルプス白州工場。同じ敷地内にあり、それぞれ工場見学ができる(蒸留所は有料)。白州町を含む10の市町村は2014年にユネスコエコパークに登録され、その自然環境が評価されている。場内には野鳥観察ができるバードサンクチュアリやウィスキー博物館、レストラン、ショップなどがあり、多彩な楽しみ方ができる。工場見学はもちろん、場内見学だけでも予約が必要なので注意したい。
ウィスキー博物館を併設する蒸留所
工場見学では、麦汁をつくる仕込みの様子から麦汁を発酵させる木桶で作られた発酵槽、蒸留釜などを見学し、最後は試飲タイム。蒸留所でつくられた「白州」に隣接する白州工場でつくられた南アルプス天然水でわった水割りとハイボールを無料で味わうことができる。蒸留所限定ウィスキーをリーズナブルに楽しむこともできるBAR白州も人気。ウィスキー博物館では、サントリーが製造した国産第一号ウィスキー「白札」から始まる歴史資料や初期の蒸留釜の展示のほか、ビクトリア朝時代の英国パブのバーカウンターも再現されている。
ミネラルウォーターの製造工場
サントリー南アルプス天然水は、南アルプスの山々から20年かけて作られるミネラルウォーター。工場ではボトリングから包装までの製造ラインをガラス越しに見学することができる。試飲会場では天然水をはじめ、さまざまな製品を味わうことができる。