古くから海外にも紹介されていた「東洋のスイス」
明治時代に富士山ろくを1年がかりで巡った英国人は精進湖からの富士山こそ最も美しいといい、「東洋のスイス」と表現。世界に広めるため湖畔に富士山ろくで最初のホテル「精進ホテル」を建設し世界中から観光客を集めた。精進湖はプランクトンなどを豊富に含んだ栄養湖。関東一のヘラブナのメッカでもあり、4月下旬から10月頃までは多くの釣り人でにぎわう。精進湖で遊ぶならカヌーやボート。湖畔には貸ボートも整備されているので静かな湖面を活かして初心者でも十分楽しむことができる。
幻の6つめの湖「赤池」
富士五湖のうち精進湖、本栖湖、西湖の3つはほぼ同じ標高にあり、今も水位が連動しており地下でつながっていると推測されている。地下が通じていることを証明するのは富士六湖と呼ばれる「赤池」。このあたりに大量の雨が降り3つの湖の水位が上昇すると精進湖近くに現れる幻の湖だ。直径50mほどの小さな湖で富士山の幾度となく繰り返された大小の噴火を経て形成された神秘的な光景である。
精進湖周辺の絶景
精進湖畔の他手合浜から富士山を眺めたとき、富士山の手前に小さな山が重なって見える。まるで富士山が子どもを抱いているように見えることから「子抱き富士」と呼ばれ、湖面が静かであれば子抱きの逆さ富士が見られることも。「精進湖パノラマ台」は人気の展望地だが、三方分山からパノラマ台へ向かう尾根道からの眺めも隠れた絶景スポットとなっている。