神々しく美しい姿を誇る日本を代表する名山「立山」
「日本を作り終えた神が天界に戻る際に踏み台代わりに足をかけた山」という壮大な伝説を持つ立山は、中部山岳国立公園に属し、雄山、大汝山、富士ノ折立の3つの峰を総称したもの。3,000m級の山々がそびえる姿は雄大で神々しく、古くから立山信仰の場として日本三大霊山にも名を連ね、霊験高い山としても知られている。
トレッカーやクライマーの憧れの山。変化に富んだ大自然が愉しめる
夏の登山シーズンになると多くのトレッカーやクライマーが立山を目指す。その魅力は変化に富んだ豊かな自然の姿にある。高山植物が一面に咲く夏、鏡のように澄んだ湖面が美しい火山湖「みくりが池」、なだらかな溶岩台地に広がる壮大な高原「阿弥陀ヶ原」、樹齢200年から300年のブナが生息する自然林「ブナ平」など、四季折々の美しさを誇る山の絶景が広がる。また、標高2,999mの険しい山「剱岳」ではロッククライミングに絶好の断崖「八ツ峰」もあり、気軽なトレッキングから、本格的な登山まで愉しむことができる。主峰「雄山」の山頂には「雄山神社峰本社」があり、日本ならではの山岳信仰の神秘を感じることができるだろう。山頂からの眺望は遮るものがない絶景。運が良ければ美しい雲海を眼下に見る事ができる。
美しい自然を気軽に楽しむ様々なアトラクション
立山には、より気軽に大自然を愉しむことができる施設も満載だ。「立山ロープウェイ」は全長1,710m、標高差500ｍで、大観峰と黒部平を7分で結び、黒部湖や立山連峰の大パノラマが楽しめる。また、5月中旬に現れる高さ10mの雪の壁「雪の大谷」など、季節限定の、アトラクションも人気である。
