ホテル椿山荘東京といえば庭園
都内で優雅にゆっくり過ごす一日。そんな一日にホテル椿山荘東京を選ぶこともできる。都心にかかわらず小高い丘にある自然にあふれた静かな環境が評価され、2013年には英国誌"Business Destinations magazine“で Best Luxury Hotel in Japan に、そして2014年 the 2014 MICE Report Awards において Best Business Hotel in Japan を受賞している。 敷地内には日本庭園、レストラン、パーティー会場、結婚式場、スパなどを備えているため、ホテルに宿泊しない人でも日本的な雰囲気を味わいながら、ゆっくり休みたいと考える人にもお薦めの場所である。 特にその庭園は訪れる価値のあるものだろう。14世紀からこの一帯は椿が自生し「つばきやま」と呼ばれていた。椿山荘の Chinzan、つばきやま、の名の由来である。 その後、1878年に軍人で政治家であった山縣有朋がこの一帯の土地を購入、私財を投じて屋敷と庭園を造った。次にこの庭園を継いだ藤田平太郎は山縣の「名園をありのまま残したい」という意志を継ぎ、山縣の作り上げた庭園を残しつつ、各地の史跡を移築、配置し、さらに庭を洗練させていった。庭園の頂上に立つ三重塔は広島から移築された史跡のひとつ。16世紀(室町時代後期)の物と推定され、国の登録有形文化財に登録されている。冬の椿、春の桜などの四季を通して植物が美しく、様々な史跡なども鑑賞できるので、庭園鑑賞のために訪れるのも良い。 また、ホテル椿山荘東京には12の日本料理、西洋料理、カフェ、ラウンジ、バーなどが揃っている。この庭園内にも日本料理を楽しめるレストランがあり、庭園散歩の後に庭をゆっくりながめながら日本料理を楽しむことができる。観光に疲れてゆったりと過ごしたい一日。ホテル椿山荘東京で庭園を散策し、食事をいただき、スパやラウンジでのんびりしたら、それだけで優雅な東京の一日になることだろう。