レストランの大きな窓から見える風景は豪華そのもの
東京の真ん中にありながら、緑の多い高級住宅街の中にある八芳園。 およそ40000平方メートル(12000坪)の敷地にレストラン、結婚式場、パーティのための施設、そして、歴史のある日本庭園は「どこから見ても美しい」という名を持つ通り、今なおその美しさを保ち続けている。 八芳園は、元は江戸時代に江戸幕府旗本の屋敷があった由緒正しい屋敷だった。その後、持ち主が時代と共に変わり、1915年に、実業家久原房之助がこの土地を所有。建物と庭園が整備された。1950年、日本庭園を生かした本格的な料亭として創業され、現在は、結婚式場としても名高く、料理のおいしいレストランも備えた施設として今に引き継がれている。 庭園は、春には桜が咲き、併設の日本料理レストランや洋食レストランの大きな窓から見える風景は豪華そのもの。また、池を中心に滝や小川を配し、水音も涼しげな風景が演出されている。秋の紅葉、冬には緑が絶えない盆栽コレクションが素晴らしく、一年を通して自然の移ろいと共に美しい庭を楽しむことができる。 レストランやお茶など、施設を利用すれば庭園散歩は無料で見学ができるので、是非、ランチやお茶をいただきに訪れ、庭をゆっくり散策するのがいいだろう。八芳園では、本格的な茶室でのお点前体験やガーデンウォークのプランもあるので是非参加してみるのもいいだろう。 本格会席料理を楽しむもよし、庭をながめながらの洋食ランチもよし、本格的な茶室でのお点前体験もよし、八芳園ではさまざまな優雅な日本がある。