浅草寺
浅草には都内最古のお寺である浅草寺があり、またその入口である雷門から本堂まで続く仲見世にはたくさんの東京土産を売るお店があるため、毎年多くの観光客で賑わう。浅草は江戸時代よりお寺の多い町として寺町と呼ばれてきた。そんな寺町で散歩しながらショッピングも楽しめるのが浅草国際通り。浅草駅を出てすぐの通りで、雷おこしなどの浅草名物のお菓子や、太鼓博物館など変わったお店も多い。江戸時代に庶民が暮らしてきた古いままの町並みが残る地域を下町と呼ぶが、下町の浅草ならではの歴史の残る町並みをゆったりと見て回るのもおすすめだ。また近くを流れる隅田川は、両岸1キロにわたり桜並木が続いており、春には大変綺麗なお花見スポットとして有名。
東京スカイツリー
浅草では桜と下町、そしてスカイツリーのコラボレーションが楽しめる。お寺やすき焼きで有名な「今半」や天ぷら「大黒屋」をはじめとするの老舗料理店、下町情緒あふれる木造住宅や人力車など、昔ながらの姿を残す浅草の街にそびえ立つ東京スカイツリーの姿は、新たな写真スポットとして人気だ。東京スカイツリーは、2012年に電波塔、商業施設としていままでその役目を果たしていた東京タワーに変わり、新たに東京のランドマークとなった場所だ。美しいその姿は外国人観光客のみならず日本人観光客にも人気がある。スカイツリーに併設された商業施設ソラマチでは、現代の若者に人気のファッションからフードまで幅広くそろっているので、浅草探索で疲れたら一休みするのも良いだろう。
雷門
浅草といえば雷門が有名だ。これは東京都最古のお寺、浅草寺の入口にある門で、大きな雷門とかかれた大提灯は1番の写真スポット。雷門から浅草寺の本堂まで続く参道は仲見世と呼ばれる。この仲見世通りの両脇には、東京土産や浅草名物の雷おこしという米でできたお菓子や、人形焼きといって中にあんこのはいったカステラなど、土産屋が並んでいる。これらの食べ物は食べ歩きできるので、気になったものには気軽にチャレンジしてみよう。また、刀の模型や和装品などもあり、様々なお店ではあなたのお気に入りの日本土産がきっと見つかるはずだ。また雷門の前には人力車が多く観光客を待ち構えている。人力車とは人を運ぶために使用された移動手段のひとつ。特に明治から大正、昭和の初期に使用されていたものだ。人力車に乗ると、浅草の街を車夫といって、人力車を引っ張って走ってくれる男性が、浅草の街の説明をしながら走ってくれる。短い時間でおすすめスポットを回りたい人にはおすすめだ。
5月に行われる三社祭り
さらに浅草は数多くの祭りがあるが特に5月に行われている三社祭りが有名。浅草を代表するお祭りで、浅草神社や仲見世通りもお祭りで使用される場所のひとつ。3日間続く祭りで、150万人の人出が見込まれる、浅草の初夏の風物詩だ。