間近で見る力士たちの稽古ぶり
相撲は、日本の国技。大きな体をした力士たちが力いっぱいぶつかる姿は、迫力満点。海外ファンたちをも魅了する人気の高いスポーツである。テレビや相撲の大会でも真剣勝負を見ることができるが、力士たちの壮絶な稽古をみるには、相撲部屋見学がもってこい。力士たちは、元力士が開いた相撲部屋にて日々の生活を送りながら、精神面、体力面共に力を磨いていく。荒汐部屋は2002年の6月に、元小結・大豊が開いた相撲部屋だ。
早朝から始まる相撲稽古
相撲部屋の朝は早い。まだ辺りも暗い早朝から稽古はスタートする。荒汐部屋の相撲稽古も然り。朝6時30分頃から10時頃までが稽古の時間だ。稽古は毎日行われるわけではなく、定期的に行われる大相撲の興行である本場所中、本場所千秋楽後1週間、各地方場所、そして年末年始などはお休みとなる。これらは日程が近くなるとHPに記載される。しかし、稽古見学に行く前日の夕方4時から8時の間に、電話で稽古予定を確認すること。また、稽古は稽古場の外から、ガラス窓越しに見るようになっている。特に冬場は冷えるので、防寒をしっかり整えての見学をおすすめする。団体での見学予約は出来ない。
本場所で臨場感たっぷりの相撲を見学
稽古場での力士たちの練習を間近で見れば、本場所などで見る本番の相撲の試合も更に面白いものとなる。特に、相撲の街、両国にある国技館で行われる1月、5月、9月場所での白熱の真剣勝負は必見だ。